【強し】
正の方向に離れる如し。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」如し
| 『もろかみつよく たたかえは ゆつりにくるお おひつめて』ホ8 『これつよし きみはやさしく やわらかに ませはかかえて ととむものかな』ホ13 『またつよく ねかえはいかる とものおみ せまるおゑらみ わけかえす』 『うはのあおりお うつとても つなつよけれは むまとはす』ホ191 『しかしまた つよきよはきも たねにより けいろにわかつ よしあしも』ホ192 『しかれとあらや つくるとき つよくとかむる これにより』ホ21 『はるはぬるては なつあおく もみちはつよく ふゆはおつ』ホ28 『またものぬしは みきのとみ はつよきあきの ゆみつるき』ホ28 『たけるとも ふつくきれとも なかすねか たたかいつよく あたられす』ホ29 『あひたちふめは のみつよく くえはやかわき ふみてまた こしふみころす』ホ35 『ともからの ちからつよきお あつめおく あなかちめさは いくさせん』ホ38 『あのなわの みちもゐもせの なかうとも つよきもやわす あなわなりけり』フあなわ |
「つよ(強)」＋「し(形容詞語尾)」
「つよ」は「つゆ(耐ゆ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・凝る・固まる」などの意。
類語：「かたし(鍛し)」「きつし(屹し)」「こわし(強し)」
09/12/08
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