【(尽州・究州)・筑州】
尽きの区域。究極の区域。最果ての地。 =つくし(筑紫)
『ひかしはやまと ひたかみも にしはつきすみ あしはらも』ホ2 『あまのはらみと つくはやま あはちつきすみ くまのなりけり』ホ3 『つきすみは しまつひこより ななよすむ いまかなさきの』ホ6 『ときにつきすみ おおくまと ひつめあおこま たてまつる』ホ192 『とつくには つきよみをさむ しらやまは ねにつきすみは すみよろし』ホ28 『あまのはらみと つくはやま あはちつきすみ くまのこれなり』ミ3 『つきすみの しかのみことか ゑとのかみ とよりののとの ゆえおとふ』ミ7 |
「つき(尽き)」+「すみ(州・島)」
「つき」は「つく(尽く)」の名詞化。
変態:「つきしま(月島・尽州)」
類語:「はて(果て)」「ひすみ(鄙州・日隅)」「つかる(尽かる・津軽)」
10/10/10
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