【連る・鎖る・綴る・(仕る・番る・支る)】
A: 合う/合わす。結ぶ。つなぐ。連ねる。閉じる。対にする。
『これそさのをの おろちおは つかりやすかた かみとなし』ホ39 |
「つく(付く・着く)」と同義語「かる(交る)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・結ぶ・連ねる」などの意。
変態:「つかぬ(束ぬ)」「つかふ(仕う・番う・継がふ)」「つかむ(掴む)」
類語:「つなく(繋ぐ)」「つらぬ(連ぬ)」
派生語:「つから(仕ら)」「つかり(連り)」
【疲る・(尽かる・費かる・潰かる)】
E:
負の方向に離れる。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
『をさかおこれは たみつかる つかれてわさも からかれと』ホ21 『みなつかれふし ねふるとき たかくらしたに ゆめのつけ』ホ29 『たひおそく しかれはこたえ ゆきおもく つかれねふりて くれしらす』ホ39 『またいふよたり あひまちそ なんちはかりか なとつかる』ホ39 『かけはしつたひ むまゆかす くもわけあゆみ うえつかれ』ホ39 |
「つく(潰く・費く)」と同義語「かる(枯る)」の合成。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「そこぬ(損ぬ)」「すかる(尽る・末枯る)」「つくむ(噤む)」「すくむ(竦む)」
派生語:「つかれ(疲れ)」
【津軽】<地名>
至って離れるさま。辺境。辺鄙。果て。
『うつしくにたま おほなむち つかるうもとの かみとなる』ホ10 『つかるには ぬまほりあけて たみつうむ あそへのおかの ゐゆきやま』ホ24 『たけうちに ほつましるへの みことのり きたよりつかる ひたかみや』ホ38 『つかるゑみしは みちひこに なそかたはつほ ささけしむ』ホ39 |
「つく(尽く)」+「かる(離る)」の合成
"ツカル" の名詞化。
類語:「ひすみ(日隅)」「あそへ(彼辺)」「あかる(散る)」「しまつ(島津)」「うもと(埋没)」「むつ(陸奥)」
10/12/25
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】