【(綴継ぎ・婚ぎ)・嫁ぎ・鳥告ぎ】
合わせ。交わり。結び。
『このときは みこおしひとの とつきまえ』ホ2 『とつきとは めのにわなふり をゆれなく をとりなきさる』ホ3 『あめよりそ とりにつけしむ とつきのり』ホ3 『くたりてともに とつきして みはしらまわり あわうたお』ホ18 『ひよみのとりの かおつくる きつおかなねの とつきして』ホ22 『きみにもふさく やつかれは とつきこのます みあらかに めすもよからす』ホ38 |
「とつく(嫁ぐ)」の名詞化。
「とつく」は「とつ(閉づ・綴つ)」と同義語「つく(付く・継ぐ)」の合成。
ここでは「A:
合う/合わす・交わる・結ぶ」などの意。
ほつまつたゑには、鳥(鶺鴒)がその作法を告げるところから「とつぎ(鳥告ぎ)」だという説明がある。
変態:「つつき(続き)」「つなき(繋ぎ)」
類語:「となめ(臀舐)」「ちなみ(因み)」「みとのまくはひ(陽陰の交合)」「さねとこ(添融)」
【十月】
10ヶ月。女児の妊娠期間。(男児は1年という)
『かくましわりて はらめとも とつきにうます』ホ4
『とつきくらいし そふつきは つきみちうまる みたねこれなり』ホ16 『をのこはとしに めはとつき いきすよけれは うむもやすきそ』ホ16 |
10/02/28
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