かつき  カツキ  kakuki

  

【被き・被衣】
1.合せ着けるもの。 
2.上げるもの。上(表)に着けるもの。

『ゐとしふゆ をははかまきる めはかつきホ1
『このひなかたの をはかむり うおそてはかま めはこそて うはかつきなり』ホ2

 
かつく(被く/担ぐ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・付ける」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。

  
 

【葛城】<地名>
D: 正の方向に離れる区画。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」区画

『かつらきの ひとことぬしか すゑつみか やすたまとうむ かつきまろホ10
『かつてまこ つるきねかつき くにつこそ やたからすまこ かとのぬし』ホ30
かつきたるみか たかひめか さのもちにうむ はつらわけ いむなたけとよ』ホ32

 
かつ(活・葛)」+
き(方・垣・画・城)

変態:「かたき(葛城)
類語:かつら(葛・蔓・桂)」「かつき(葛城)」「つるき(蔓城)」「こせ(巨勢・居勢・古瀬・御所)」「くす(葛・国栖)」「ひとこと(秀殊)」「たかおはり(高尾張)」「たかおか(高丘)

  

09/12/20

  

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