【(上甲・阿智甲斐・葦萱)・葦牙】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
●高地。高原。山岳。
『みかつちか とらへてなくる あしかひの おそれてにくる しなのうみ』ホ10 |
●勢いよく茂るさま。 葦と萱。
●衣・住。生活。(葦と萱は衣を編み、屋根を葺くことから)
『あめとこたちと わのそひも あしかひひこち とこたちの みよはみほかみ』ミ序 『すきとのに うましあしかい ひこちかみ あわせまつれは なもたかま』ミ6 |
「あし(葦)」+「かひ(萱)」
「あし」は「あす(上す・栄す)」の名詞化。「かひ」は「かふ(上ふ・高ふ)」の名詞化。
いずれもここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
「あしかひの」は「しな(繁・信)」「すわ(岨・聳)」にかかる。
類語:「ちかや(茅萱)」「しな(繁・信)」「すわ(岨・聳・諏訪)」「あち(阿智・阿治)」「かい(甲斐)」「するか(駿河)」
10/06/09
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】