おろち  オロチ  oroti
をろち  ヲロチ  woroti

  

【愚ち】【(愚霊・穢霊)】【蛇】
曲り。ねじけ。汚穢。怨念。劣るさま。愚かさ。下にあるもの。
 ●ねじけ曲がる霊。劣る霊。怨霊。(人の曲った想念が生き霊に転じたもの)

『さすらなす ふたさすらひめ いきとほり ひかはにいかり なるおろちホ7
『つひにおろちに なめられて のりのくつるる ふしふしに』ホ8
おろちにむつの ゆつかけて やくもうちとそ なつくなり』ホ9
『ねたむそのいき ひよろみち むれてうろこの おろちなす』ホ16
ねたみわつらふ むねのほか おろちとなりて こたねかむ』ホ16
おろちひれ ははちしむひれ このはひれ このとくさなり』ホ20
『こたえてむかし ふたおろち ひめにうまれて きみめせは』ホ28
『あかつちか めおおときみに ちなむおは はやかおろちに かみころす』ホ28
『いもこけの おろちかこりの ひめかむお たつとかくしの はかみなるかな』フいこけ
『いのつるは はやこかをろち まつられて なるいわなかも みさほおちつる』フいつる

 ●愚霊が憑いて化けたもの。=ハタレ ●<愚ちを象徴する生き物> 曲って這うもの。蛇。

にしきおろちの しむみちや はるなははみち ゐそらみち』ホ8
うおろちか ほのほおはきて おとろかす かなさきしはし たちかえり』ホ8
『うつすかかみに なおさると おろちとみつち かけあれは』ホ8
『そひらにしける まつかやの なかにやまたの おろちゐて』ホ9
やまたかしらの おろちきて やふねのさけお のみゑいて』ホ9
『ねむるおろちお つたにきる ははかをさきに つるきあり』ホ9
『はたれねも しらひとこくみ おろちらも うちをさめたる おもむきお』ホ9
おろちにむつの ゆつかけて やくもうちとそ なつくなり』ホ9
『これおろちあり くにかみの ひめおのむゆえ みなやけは』ホ25
おろちなる はちにみつから さすらひて いとうおしれは』ホ28
こかしらの おろちかはめは しまつうし ははきりふれは にけいたり』ホ28
『またもちおろち せおりつお かまんかまんと もゐそよほ』ホ28
『いまわかゆめに いろおろち くひにまとえて さほのあめ』ホ35
おろちはこれと ひもかたな たせはすへらき みことのり』ホ35
『これそさのをの おろちおは つかりやすかた かみとなし』ホ39
『ゆくすくみちに いふきかみ をおろちなして よこたわる』ホ40
『をおろちなして よこたわる かみとはしらす やまとたけ おろちにいわく』ホ40

 
「おろつ」の名詞化。
「おろつ」は「おる(折る/下る)」と同義語「おつ(外つ/落つ)」の合成。
ここでは「B: 離れる・反る・曲る・外れる」、また「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
また「おろ(折・愚)」+「ち(霊)

類語:「ねたみわつらふむねのほ(妬み煩う胸の火)ねたむいそら(妬む逸霊)はは(蛇)」「はたれ(外れ)」「みつち(惨霊)おにもの(鬼モノ)」「おゑもの(汚穢モノ)」「しこめ(鬼霊)」「おにかみ(鬼神)まかつひ(曲つ霊)」「おふかん(穢神)はたれのもの(ハタレのモノ)」「はたれみ(ハタレ霊)」「さかみ(邪霊)

  

10/01/16

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】