【(栄・跳・帆)・鰐】
1.正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・早まる・栄る・熟れる・優れる・至る」さま
●(背びれの)突出。鮫。 ●わにふね(鰐船)の略。 =ほわに・おおわに
『よりてみまこと たちからを わにふねにのり かんふさの』ホ20 『わににのりゆき しのみやて やまくいまねき もろともに うかわにゆけは』ホ25 『かもはひとつき おおわには ささともふせは のたまはく』ホ26 『つりふねよりそ みほさきの わにゑてここに つくことも』ホ26 『つくるつくしの はてすみと おとたまひめと わにのほり』ホ26 『まこのしか ほわになすなよ かなさきは おかめおつくる そのまこの』ホ27 『わにのりあはえ かえるうち うむこのいみな わにひこは くしみかたまそ』ホ27 |
2.<人名> シカ守やホタ守の枝姓で、筑紫を拠点として海運を業とする一族の司と思われる。
『しかふねとえは わにかいふ おおかめならは つきこえん』ホ26 |
「わぬ(跳ぬ・穂ぬ・栄ぬ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・早まる・栄る・熟れる・優れる・至る」などの意
【(和)・和珥・和邇・丸邇・丸】<地名>
和すさま。収まるさま。調うさま。直るさま。調和。
『やましろの わにたけすきに いんへすえ つはものひきて いくさたて』ホ34 『わにくにふくお うちかわり ものへとちねお みうえから』ホ36 |
「わぬ(和ぬ)」の名詞化。
ここでは「A:
合う・和す・治まる・調和する」などの意。
別名:「かすか(春日)」「そふ(添)」「ひこ(平)」「すか(直)」
10/01/09
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