【外つ地・遠つ地】
1.離れた地。遠隔地。飛地。都から遠く離れた国々。
『おおたたねこに まつらさは ひとしくなれて とつくにも まさにまつらふ』ホ33 |
「とつ(断つ・外つ・遠つ・飛つ)」+「くに(地・国)」
「とつ」はここでは「B:
離れる・隔たる・分れる」などの意。
類語:「とつ(外方・遠方)」「とおつくに(遠つ地)」「とくに(遠国)」「ひな(鄙)」
【突国】
ツキヨミが気吹を突出させた国。
<いふき(気吹)・いよ(弥・伊予)
などの同義の言い換えで、四国を指す>
『とつくには つきよみをさむ しらやまは ねにつきすみは すみよろし』ホ28 |
「とつ(突・凸)」+「くに(地・国)」
別名:「そあさ(聳栄)」「とさ(土佐)」「いよ(伊予)」「いふき(気吹)」「あわ(阿波)」「いよあわふたな(伊予阿波二名)」「ふつ(二)」
関連語:「とのみや(突の宮)」「とつみや(突宮)」「いふきとぬし(気吹戸主)」
10/07/20
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