たちまち  タチマチ  tatimati

  

【忽ち・(立先)】
勢いのあるさま。速まるさま。早速。

『きみかみに ひとたひかはり たちまちに たちはたらきて』ホ12
『ちちよきゆえに たみのこの やするにちちお たまわれは たちまちこゆる』ホ27
『ときにたちまち ひさめふる こかねうのとり とひきたり ゆはすにとまる』ホ29
たちまちに ふたかみなりて あそつひこ あそつひめあり』ホ38
たちまちに はふむしいにて いなくさは やはりみのりて わかかえる』ミ逸

 
たち(立)」+「まち(先)
「たち」は「たつ(立つ)」の名詞化。
「まち」は「まつ(先つ)」の名詞化。
両語ともここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・早まる・先行する・優先する」などの意。

類語:「にはか(俄)」「すて(既)」「すみやか(速やか)」「たちまひ(立舞)

  

11/03/28

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】