【(執む・締統む・親む)・為集む・静む・鎮む】
A: 合わす。親しむ。収(治)める。取りまとめる。据える。纏る。執り行う。調える。直す。
『きみいふきとに しつめしむ いふきとぬしは みゆきこし』ホ8 『さきのくにゑに ゆりしつむ かないしつちも たまふなり』ホ8 『よこしまか たておもちけて とこやみの なんたやわして ややしつむ』ホ17 『ももちをしゑて おほゑすは しつむるつゑに またをしゆ』ホ17 『かみはやわして みことのり しはしこころお しつめまて』ホ17 『そのときかみは にこゑみて またはなとるな たたこころ しつめてきけよ』ホ17 『たとへなるかみ くにゆるも いつわさなして しつむへし』ホ22 『たとひほのほに はたるとも たつたにしつめ のそくへし』ホ22 『よつきたからと すさましく しつむちかひの いさおしお』ホ22 『なるかみお わけてしつむる かくつちと みつはめおうむ』ホ24 『やまとひめかみしつむあや』ホ36 『いせいいの たかひおかわに すすととむ たかみやつくり しつめます』ホ36 『みたまけかつき いゐのより いそへにうつし しつめます』ホ36 『たたよふかせお しつめんと おとたちはなは へにのほり あめつちいのり』ホ39 『あのよろの ほしおしつめて ありのまま すめはよろこひ ときそありける』フあよろ 『ふにむくは あわのおこりの こえすきお しつめくたせは ふみにおもむく』フふむく |
「しつ(親つ・締つ)」と同義語「つむ(集む・統む)」の合成。
変態:「しとむ(仕留む)」「さたむ(定む)」「したふ(慕う)」「そなふ(備う)」「そろふ(揃う)」「つとふ(集う)」
類語:「しつく(仕付ける・為付ける)」「つとむ(務む)」「ととのふ(調ふ)」「したたむ(認む)」
派生語:「しつまる(鎮まる)」
独り言:「しつむ(執務)」
【(繁つむ)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」
【沈む・静む】
E:
負の方向に離れる/離す。「低める・勢いを奪う・劣らす・縮小する・静める・果てさす」
『みなみるみなみ ひのおつる にしはにしつむ』ホ1 『にゑはなみなみ にゑしつむ』ホ1 『しかまたなくる たまのみつ あふれてすてに しつむとき』ホ25 |
変態:「したる(垂る)」「しつる(垂る)」「しとる(湿る)」「すたる(廃る)」
類語:「しつく(沈く)」
10/02/26
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