なかこ  ナカコ  nakako

  

【(中処)・中心・中子】
1.中心。核。本源。本質。 =こころ(心)たま(霊)たましゐ(魂魄)

『ゐつくしおもて かんかたち なかこすなおに かんちから』ホ8
『このやさかにの まかりたま あかくしひると もちゆれは なかこますくに たもつなり』ホ11
『ひとはもと なかここころは ひつきなり すくにまかれは あひこたえ』ホ15
『ひとのなかこも ひとふたり ややしるみちは ますかかみ』ホ17
『あめよりさつく たまとしゐ むすふゐのちの たまなかこホ17
『ねのむくら わたるみやひか ものおしる なさけなかこに かよえると』ホ17
『まとえるも みやひなかこに つけおけは ひとうつときは いたみしる』ホ17
『うつわもの ぬすまはおしむ そこなはは しむのいたみも しるなかこホ17
『こころはあしき わさなせは みやひなかこに つくあわれ』ホ17
『ゐわたむくらも くにのみち なかこはきみそ きもはとみ』ホ17
『くもりさひ うはわるなかこ みかかんと やたのかかみに むかわせて』ホ17
なかこのかたち かかみそよ ひとみぬとても ぬすむなよ』ホ17
『おとろくなかこ みめにしる ことはいきすの みつしれは』ホ17
『ひとのなかこに あいもとめ ひとつにいたす とのをしえ』ホ23
『こもりとは よよむつましく きみのため なかこひとつに まめなさん』ホ23
『そののちに きみこのやまに のほりみて なかこやすめり』ホ24
『あにかこころね いさめおも きかぬおしれは さほひめの なかこわななき』ホ35

2.心の肉体的な反映という意味で「心臓」。 きみ(君)に喩えられる。

『ゐわたむくらも くにのみち なかこはきみそ きもはとみ』ホ17

 
なか(中)」+「こ(処・方)
「なか」は「央・芯・内・核」などの意。

類語:「こころ(心)」「たま(霊)」「たましゐ(魂魄)」「さね(実・核)」「みこころ(実心)」「むね(宗)
反対語:「はしっこ(端っこ)」「すみっこ(隅っこ)」

  

09/09/14

  

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