【(満熟み)・南】【皆見】
1.高み。栄え。盛り。満ち。至り。日が最高点に至った時の方角。
2.(屋は南向きに建てたので) 表。皆に見える側。
『みなみるみなみ ひのおつる にしはにしつむ』ホ1 『みなみむき あさきおうけて なかいきの みやのうしろお きたといふ』ホ1 『みなみにことを わきまえて おちつくはにし かえるきた』ホ1 『きはひかし はなはもみなみ このみにし』ホ1 『みなみあわそさ きたはねの やまとほそほこ ちたるまて』ホ2 『みなみのむまは ちいさくて としなれはやく ねかうすく いさおしならす』ホ192 『なかすみはしら みなみむき きたひかしにし めくりたつ』ホ21 『にしよりみなみ やまこえて みつはのみやに おひつきて』ホ26 『みなみちお みやこにかえり むめみやの はふりほつみの おしうとに』ホ32 『みなみはひたち かつさあわ みかさかしまに たまわりて』ホ39 『やいろのにきて みなみあお にしはくれない きたはきに ひかしはしろく』ミ6 『かくめをおもる そのなかに とはみなみむく ひとくさの ことほきのふる』ミ9 『へのむくは みくさたからに さかしりて たみもみなみに むくそとうとき』フへぬう |
「みなむ」の名詞化。
「みなむ」は「みぬ(満ぬ・熟ぬ)」と同義語「なむ(熟む)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
つまり「みなみ」は「いたり(至り)」と同義で、日が最高点に至った時の方角ということ。
またホツマによれば、南を向くと寿命が延びるというので、人は南を見、また建物も南向きに建てたのだという。
同義語:「さ(南)」
10/02/26
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