【春日守】【上下和/上下尊/上下神】
アマノコヤネ(わかひこ) の尊名の一つ。また贈り名。
1.春日県の主。
2.陽陰(天地)を結ぶ尊。
『あさかひめ こことむすひの つまとして うむかすかまろ わかひこそこれ』ホ8 『しほかまのかみ またしらて かすかのかみに ゆえおとふ』ホ12 『かすかこたえて これむかし あめのますひと そむくゆえ』ホ12 『こことむすひか かかんなす かすかわかひこ みはしらお』ホ14 『あまのこやねと なにしあゑ たまふをしては かすかかみ』ホ14 |
[1]
「かすか(春日)」+「かみ(守)」
「かすか」はここでは地名で、大和国の春日県。
[2]
「かすか(上下・陽陰)」+「かみ(和/尊/神)」
「かすか」はここでは「陽陰・天地・魂魄」などの意。
「かみ」はここでは「合わす者・結ぶ者」の意と「尊/神」の意が重なる。
別名:「あまのこやね(陽陰の交和)」
類語:「あめのまつり(陽陰の纏り)」「かかみ(明暗見)」「ひよみ(日夜見)」「こことむすひ(上下結び)」「みかさ(神和)」
13/10/30
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