【二十/(悉・沸)】
1.20。
『やそおももとす かすいかん こたえはかなめ またくはる もとうたおふそ』ホ39 |
●天尊と地尊の20尊。またその帰天後、甕星とされた20神 (九星 + 地の十一神)。
『ふそみかほしは よしあしお はらのにしめす』ミ6 『ふそよにうめる たみくさの あなにすまえは ひとならす』ミ8 |
2.正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る・化ける」さま
『ともにいさみて ひとなりは みのたけひとせ ゑはよわく とはふそちから』ホ38 |
●連歌一織の句数。
『そむおひとおり すへゐおり やそおももとし おりはふそ』ホ39 |
「ふ(二)」+「そ(十)」
また「ふす(悉す・沸す)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る・化ける」などの意。
類語:「やそ(八十/弥)」
15/01/31
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