【(和・分)・箱・函・筥・筐】
1.(何かを)収めるもの。入れ物。
2.分け。分別。区分するもの。仕切り。
『はこくにのかみ ひたかみの たかまにまつる みなかぬし』ホ2 『かみにつつみて みひきくさ ふはこにおさめ たてまつる』ホ26 『みよのみははこ みをしてと なんちかすかよ のこしもの』ホ28 『ひのをみは しるしのみはこ たてまつる あたねはかかみ』ホ30 |
「はく(和く/分く)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・収める」、裏を返して「B:
離す・分ける・区切る」などの意。
変態:「わけ(判/分)」
【(接)】
合わせ。結い。接合。結合。和し。治め。直し。
『くすりには ひとみこまひさ うはなくす つちひとゑはは まめはこそ』ホ192 『またひとなると をおきれは よろのをたうの やまそはこさき』ホ28 |
「はく(接ぐ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・治む・結ぶ・継ぐ・直す」などの意。
【(魄・薄)】
しゐ(魄)。陰の霊。埴。
『すのゆんは きのうつたまと みのはこと かはいよこまお きわむほきなり』フすゆん |
「はく(薄く)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製過程で重く沈んで水と埴に凝った「陰」の属性を表す。
12/02/27
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