アモトノサヲシカ・サシ

→ 語義
  

天元の差使。差使。
天元神が各人に差し添える守。 =元守元つ神タエ守
・魂と魄とモノを結び、人の生命を創造する。
根の六臓(六宗)に宿って人の心の状態を天元神に報告する。

天元の八神は各人に元守を付けるが、元守は根の六臓(六宗)に宿る。したがって根の六臓は元守の同義語である。元守(根の六臓・六宗)ミヤビを介して中子と連絡しているため、中子の曇りは根の六臓の異常となって現れ出る。
『差使の八つの聞こえに洗われる』『天元の差使に清め賜ひ』とは、身体の異常から自分の心の曇りを悟り、自らその曇りを晴らすという意。


十六万八千の モノ 添ひて 人 生まる時 元つ神 そのたえ守が 種下し モノと魂・魄 結ひ和す』14文
傍にトホカミ ヱヒタメの 八神は人の 霊の結を 含み降らせて 永らえを 結び和せば』フ序
『胸清く 身は垢付けど 差使が見て 陽陰に告ぐれば 差使の 八つの聞えに 洗われて いのれもがもと』28文
裳裾の 民を撫でつつ 差使の 清きに尊は ありと言えき』28文

『人 常に 神に向はば 世の身々の 垢は天元の 差使に 清め賜ひて サコクシの 振ゆの明暗見に 入ると思えば』28文
『天祝うなる 御衣(菊散)の縁は 差使の 裳裾に充つる 恵み和うなり』フ005

  

  

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