をきな  ヲキナ  wokina

  

【翁】
1.大いなる者。上流・上位の存在。熟練の者。老熟の者。要。
2.(1は自然に) 治める者。束ねる者。司。統治者。

『やまひあらねは なからえり すみゑのをきな これおしる』ホ1
をきなのいわく ひのいつる かしらはひかし たけのほる』ホ1
をきなひろたと にしとのに ひたせはのちに ふたはしら』ホ3
うをやをきなの やますみか ことほきうたふ』ホ4
『ふつぬしか てたておとえは かなさきの をきなこたゑて』ホ8
『ここちかすかと さとのなも をきなかもりも たまわれは』ホ8
『かすかはおなし ひたにます みきはひたかみ うおきみと かるきみをきなホ13
をきなうなつき くしひこか いさめのすすか いまとけり くるしみはなに』ホ13
『いまふしみれは をきなかみ さかるこもりと くらふれは』ホ16
『ものぬしは いかりていわく ふとたまは きみのとのおち とみをきなホ20
『ゆえはをきなに けゐおゑて めくりひらける ちおゑたり』ホ27
『ともにいたれる おうちみや かすかにあいて もとおとう をきなこたえて』ホ28
『ものぬしか をきなうゑんや かすかまた われはとみなり』ホ28
『しほつちの をきなすすめて にきはやか いかんそゆきて むけさらん』ホ29
『あめうしにもの おほせやり あらしとゆけは うしみえす をきなのいわく』ホ34
『きみとえは をきなのいわく くぬきなり たおれぬさきは』ホ38
しほつをきなか これゆきて むけさらんやと すすむゆえ』ホ39
『いえてねる をきなかしほも めひかみも へそめよとめも ゑめやゑるらん』フいえて
『ふのこけは はやりおかそう もともとの をきなかわさに あみりたすへら』フふこけ
『しおえては をきなかあみに けゐのかみ あにしらひけも ちゑてやわなり』フしえて

 
をき(大き)」+「な(也)
「な」は「〜なるさま・〜なるもの」の意を加える。

類語:「をき(翁)」「をちををち(老翁)」「ゑをや(熟老)」「みをや(上祖)」「おおゑ(大上)」「みうゑ(熟上)」「うをや(熟老)」「ひたり(秀り)
反対語:「おさな(幼)

  

10/10/09

  

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