たた  タタ  tata

  

【直・正】【唯・只】【徒・常】
1.隔たりがないさま。近いさま。直接なさま。直ぐなさま。他にそれないさま。ひたすら。
2.通り一遍なさま。素通りなさま。他に何もないさま。唯一。たった。

『いまのよは たたふよろとし いきなるる』ホ1
『ことなふたもつ くしひるそ たたやわらきお てたてなり』ホ8
『あまさかる ひなつめのいは たたせとひ しかはかたふち』ホ10
『あにたたひとり ふつぬしか まさりてわれは まさらんや』ホ10
『さにあらす たたにつくれは かれきなり みたまあれはそ』ホ12

全部見る 

 
たつ(立つ・閉つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・それない・曲がらない・直ぐである」などの意。

変態:「たった」「つつ(抜け)」
類語:「すく(直ぐ)」「しか(直)」「ひた(直)」「ひと(一)」「まま(儘)
派生語:「たたし(正し)

 
 

【(立・逹・足)】【たた(母の異称)】
正の方向に離す者。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」者
 ●子を育て上げる者。養育者。

『またたたは はるのそらねお はにあみて いたくにたれは たたといふ』ホ16
『ちちははあめお はにあみて つらなるみやひ ててたたよ』ホ16

 
たつ(立つ)」の名詞化。

ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意となる。
ほつまつたゑ16文では『そらねお あみて は たたといふ』と説明されている。

類語:「はは(母)」「かか」「おたたさま(御母様)

【たた】  −広辞苑より−
1.父。
2.母または主婦。特に、生魚の行商をする漁師の妻。
3.自分を卑下していう語。おれ。

  

10/01/14

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】