かと  カト  kato

  

【門】
1.出入りする所。行き来する所。
2.開閉する所。

『ことのりあれは かとして みやつのみやに あるときに』ホ6
『かくひおつみて みたまいる かとはちりけの あやところ』
ホ4
『あめわかひこか かとのまえ かつらのすえに しわさみて』ホ10
『うほきみかとに いてむかふ をしかむしろに たちなから』ホ11
『わかよろこひの かとひらき しかはもふけの むねのはな』ホ16
『しまからふかと なかすみに よりてさたむる』ホ21
『なつはかと みたそこにあり ねにむきて つまくらにふせ』ホ21
『みつかきお としよつにわけ とはとふか ひかたにこかとホ21
かとのたかやに やまさかみ まつるはたみの からふしま』ホ21
『たみこころ あめにとときて きみかかと やまさのかみか しるゆえに』ホ21
『はるはかま こたそこにあれ なつはかと みたそこにあれ』ホ22
『ふたゑけふ みあえおなせは かといてに みはたのとめの をんふみお』ホ24
かとまつはゑは ゆつりはも はるしきかさる もとおりや』ホ25
『みちのくかとに いてむかえ みちのくいわく いまなんち』ホ39
かとはくしとよ いわまとの かみのゆきすき すきとほる』ミ8

 
かつ(搗つ)」の名詞化。
ここでは「C: 行き来する・出入りする・開閉する」などの意。

変態:「くち(口)
類語:「とりゐ(鳥居/取り往)
派生語:「かとて(門出)

 
 

【角】
端。隅。果て。曲り。

『めははやく をはつつまれて しちならす たましまかとに いゑりなす』ホ14

 
かつ(離つ・曲つ/朽つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・放つ・発す・曲る」、また「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:「かた(方・片・偏)」「けた(方・片・偏)

 
 

【角・才・葛】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
●突出。突起。傑出。 ●繁栄。成長発展。開運。 ●結果。成果。

『このたひは たかみむすひの とみかれお のそくかとの かしまたち』ホ10
『わかよろこひの かとひらき しかはもふけの むねのはな』ホ16
『ふたゑけふ みあえおなせは かといてに みはたのとめの をんふみお』ホ24
かとまつはゑは ゆつりはも はるしきかさる もとおりや』ホ25

 
かつ(上つ・勝つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「かた(葛)」「くす(葛)」「ごつごつ」
類語:「つの(角)」「との(殿)
派生語:「かとて(角出)

  

10/03/20

  

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