場所不明。
ヤマトクニクル(8代孝元天皇)が御幸の折、ヘソキネがここに御饗して天皇を迎える。
その時の膳出がイカシコメで、内侍に召される。
■ここでの「ヤマト」は「山下・山の麓」の意で「ヤマベ」と同義と見る。「イケス」は「イキシ・イカシ」と同じ。ヤマベは当時は十市県の一部だったと思われ、ヘソキネやその子孫のイカシコヲ・トイチネはその県主だったと推測する。
ニギハヤヒ━ウマシマチ━ヒコユキ┳オオネ ┣イツモシコ ┗イヅシココロ┳オオヤクチ┳ウツシコヲ ┃ ┣ウツシコメ ┃ ┗ヘソキネ━┓ ┃ ┃ ┗オオミナクチ━ホツミ ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┣イカシコヲ━トイチネ ┗イカシコメ
『十一年三月 十五日にまた生む トト姫は 共に御幸や ヘソキネが ヤマトイケスに 御饗なす』32文
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