クマノニマスジンジャ

 
熊野坐神社 (熊野本宮大社)
和歌山県東牟婁郡本宮町本宮。 
祭神:家都美御子大神速玉大神熊野牟須美、伊弉冉大神、事解之男神
  

大斎原(オオユノハラ) と呼ばれる熊野川の中洲に鎮座していたが、明治22年の熊野川の大洪水にて流失、現社地に遷座した。

熊野本宮の主神は「家津御子大神 (ケツミコオオカミ)」という名の神であり、社伝によれば素戔嗚命と同一神であるとされています。「家津御子大神」の "家" とは "オケ(汚気)" の "オ" を略したものであることが判ります。"津" は上下を結ぶ格助詞で「〜の」に当たる言葉ですから、「家津御子大神」とは即ち "汚気から生れた子" という意味に解釈されます。そして先の社伝によれば、これは素戔嗚命を表すのです。
  

玉置神社の由緒から、速玉大神はイサナミと思われる。
御隈野の 宮居 拝みて 浪速より カモにて到る イカルカの 峰より到りの 領庭に』20文
とあるので、海上の船から見える場所に在ったと思われる。そうするとホツマに言う熊野の宮は、ここではなく速玉大社の方か。

  

  

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