フツノミタマ

→ 語義
  

経津の御魂 (沸の尊)。
ホツマ国の尊。(フツヌシの尊称)
  
フツヌシも "名こそもがなに" カスガマロ 直さの歌に "名こそ知る フツの尊の 酒迎ひ"』11文

  

  

フツノミタマ (剣)

→ 語義

  
韴霊。布都御霊 (付つの神霊)。
タケミカツチタカクラシタに下した剣。
「 (乱れを)直して調和する精髄」 の意。

タカクラシタの夢に、天照神がタケミカツチに詔して、国が騒がしいので「汝 行け」と言うと、タケミカツチは、「行かずとも、国平けの剣を下しましょう」 天照神も「もっともだ」という訳で、タケミカツチはタカクラシタに「雷のフツの神霊を倉に置くから、タケヒト君に奉れ」 と。 「あいあい」 と、タカクラシタが答えたところで夢が覚めた。
  

★『旧事』ウマチマチ十種をタケヒトに奉ったのと引き換えに、タケヒトからフツノミタマをウマシマチに賜ったとある。
★『古事記』此の刀の名は佐士布都(サヂフツ)の~と云い、またの名を甕布都(ミカフツ)の~と云い、またの名は布都の御魂(フツノミタマ)。此の刀は石上~宮に坐します。
  

タカクラシタに 夢の告げ 「タケミカツチに 御言宣 "国 騒やければ  汝 行け" に答えは』29文
『"行かずとも 国平け剣 下さん" と 神も "宜なり" "ミカツチの 直の神霊を 倉に置く これ奉れ"」 "あひあひ" と』29文
タカクラシタが 夢覚めて 倉を開けば 底板に 立ちたる 進むれば の長寝の 汚穢覚めて 諸も覚むれば 軍立ち29文
シホツ翁が "これ行きて 平けざらんや"と 勧む故 大和正せば 大御神 カシマの神に 御言宣』39文
『"行きて打つべし" その応え " 行かずとも 国平けの 剣 下して タカクラに これ捧げしむ"』
39文

  

  

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