【(窄ね)・局】
1.区分。区画。部屋。
2.1の主。
『きつさねの つほねはかわり みやつかゑ』ホ6 『またおとこ つはものぬしと こくみそゑ つほねととめて かえらんと』ホ6 『ををうちの おりおりやとる ねのつほね』ホ7 『ゑとやすめとて うちみやの とよひめめせは ねのつほね さかりなけけは』ホ7 『うさのみやゐお あらためて もちこはやこは あらつほね』ホ7 『かうのたくはた ちちひめと そふのつほねも そなわれは』ホ11 『むつほねもなり ととのえは そのあすみかに とよつみか』ホ25 『しはらくも やすまてたみお たすゆえに きさきつほねも みこうます』ホ25 『しからすそ つほねはあれと こおうます かれにすておき』ホ25 『しのはらは ははとはらめる やのつほね うちめはなかの くらいなり』ホ27 『みことのりして うちつほね ゐつせひたせは みこのなも みけいりみこそ』ホ27 『またいわくらは みやうちの つほねあつかり』ホ27 『これにめし つほねにあるお たきしみこ ふかくこかれて ちちにこふ』ホ31 |
「つほぬ(局ぬ・搾ぬ)」の名詞化。
「つほぬ」は「つふ(集ふ・統ぶ)」と同義語「ほぬ(和ぬ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・囲む・収める・閉じる」、裏を返して「B:
離す・分ける・区切る」などの意。
変態:「つほみ(窄み・蕾)」
類語1:「つほ(壺)」「しま(州)」
類語2:「きさき(后)」「みめ(見侍)」「ゐめ(慰侍)」「めとの(侍殿)」
11/01/08
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