【惜しむ・愛しむ】
A: (心を)合わす・寄せる。執着する。
D:
正の方向に離す。「上げる・敬う・尊ぶ・栄す・優れさす・中心に置く」
『あやまらは たとえいのちは おしまねと ちけかれゆえに』ホ15 『ひともたききに きることく おしまてしむの ゐたみかな』ホ17 『うつわもの ぬすまはおしむ そこなはは しむのいたみも しるなかこ』ホ17 『をしかいたれは みそふかみ したひおしめと みことのり』ホ26 『のにふして たれとかたらん おしむらく まみえぬことよ あめののりかな』ホ40 |
「おし(惜し・愛し)」+「しむ(形容詞の動詞化)」の合成。
「しむ」は「合わす」の意で形容詞を動詞化する。
類語:「おそる(惜そる)」
【(押締む)】
A: 合わす。収める。結ぶ。締める。仕舞う。終る。
「おす(押す)」と同義語「しむ(締む)」の合成。
ここでは「A:
合わす・収める・結ぶ・締める・仕舞う」などの意。
変態:「おしふ(押締ふ)」「おさむ(納む)」
派生語:「おしも(乙下)」
10/02/24
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