おしも  オシモ  osimo

  

【(押締・乙下)/御下】
おしまい。最後。末。
●「おしもめ」の略。末の侍女。

『うちは むなかたか おりはたおさこ おしもめは とよひめあやこ』ホ6
『かすやかめ いろのゑあさこ さのおしもホ6
『かたかあちこは ねのおしもホ6
『つくははやまか そかひめは きのおしもそと』ホ6
『よたりのすけに ようちめと よおしもそゑて つきのみや』ホ28
『といちまそをか ましたひめ ここたえとなる うちよたり おしももよたり』ホ32
『これかうち あおかきかけか めのおしも なるうちきさき』ホ32
『つきはひめみこ すけうちめ おしもあおめら みそりそふ』ホ40

 
おしむ(押締む)」の名詞化。
「おしむ」は「おす(押す)」と同義語「しむ(締む)」の合成。
ここでは「A: 合わす・収める・結ぶ・締める・仕舞う」などの意。

変態:「おしほ(忍穂・小塩)
類語:「しもめ(下侍)」「しもへ(下部・僕)」
派生語:「おしもめ(乙下侍)

  

10/02/24

  

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