【起り・興り】
起ること/もの。始め。発生。
『かれかおこりお たやすくに ゆるせはたみも みなおこる』ホ23 『ふにむくは あわのおこりの こえすきお しつめくたせは ふみにおもむく』フふむく |
●連歌の第1継句。
『やそありて はつはおこりと つきはうけ みつはうたたに よつあわせ』ホ39 |
「おこる(起る・興る)」の名詞化。
ここでは「B:
離れる・分れる・湧く・発す」などの意。
変態:「わかれ(分れ)」
【瘧・熾り・怒り】【驕り・傲り・奢り】
正の方向に離れるさま。「上がる・高ぶる・勢いづく・沸き立つ・栄る・早まる」さま
『みなそのしむお ぬきとりて わさにもゑつく おこりひの』ホ8 『あやしなく みおをさむれと こころはは おこりおきけは ほしにしむ』ホ17 『かさりより おこりになりて ときはかる はてははたれの くにみたれ』ホ23 『もしもつかさの おこりにて たみおからせは つみおおし』ホ23 『とみことみ おこりしのひて みちまもれ わかみのための やゑかきはこれ』ホ23 『きみうまれつき たたなおく こころほつまに おこりなく』ホ35 |
「おこる(怒る・瘧る・驕る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「おけら(朮)」「いかり(怒り)」「ひかり(光)」「あかり(上がり・明かり)」「ほこり(誇り)」「もっこり」
派生語:「おこりひ(瘧火)」
09/09/15
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