【(穢蹴)・朮】
1.焚くもの。
2.焚いて穢を祓い清めるもの。
『おけらおにはひ ささゆはな かんくらのとの かんかかり』ホ7 『おけらたき わかめみつくみ しときもち まかりかやくり』ミ7 『さやけをけらに とんともち ゑさるかみあり きさらきや』ミ9 |
[1]
「おく(放く/熾く)」の連体形「おける」の名詞化。
ここでは「B: 離す・放つ・払う」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
[2]
「お(汚・穢)」+「けら(蹴る・離る)」
変態:「うけら(朮)」「おこり(瘧・熾り)」
【瘧草】えやみぐさ −広辞苑より− ・オケラの別称。 |
10/03/12
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