のと  ノト  noto

  

【(宣)・祝詞】
伝え。

『よつきのるのとことのあや』ホ14
のとはこれ もろにもふせと ををすとき』ホ14
『かくみたひ のとしてもちお なけちらす』ホ21
『あまてらします ををんかみ ほきたてまつる のとなかに』ホ22
かみのとよそや わけそめて きひのいゑとみ もちならふ』ホ40
『つきすみの しかのみことか ゑとのかみ とよりののとの ゆえおとふ』ミ7
『このういなめは いまののと こほしまつりて をめくりに』ミ7

 
のつ(宣つ)」の名詞化。
C: 回す・めぐらす・往き来させる・伝える・知らせる・広める」などの意。

類語:「のり(宣)」「のりと(祝詞)」「のこと(宣言)」「のりこち(宣言)」「のとうた(宣歌)」「かたり(語り)」「ましない(呪い)」「ことあけ(言挙げ)」「ことたち(言立ち)
派生語:
のとこと(祝詞)

 
 

【喉】
(音声を)放つ所。

『このあわや のとよりひひく はにのこえ くにおしらする たねなれは』ホ23

 
のつ(宣つ)」+「と(処)」の合成。

 
 

【(和)】
のどかなさま。調和。平穏。

『あめつちも のとけきときに あまてらす かみのみゆきの ふたみかた』ホ15
『あめはれて のとかにみゆき あそひます』ホ18
のとやかのあは ににやすし あやうきのあは かにあやふ』ホ21
『しのこけの はとのまはけて のとやとつ ゆひねつのふむ あみりたおしれ』フしこけ

 
のつ(和つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・和ふ・平る」などの意。

派生語:「のとけし(長閑けし)」「のとか(長閑)

  

10/06/16

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】