むつき  ムツキ  mutuki

  

【襁褓】
(身に)合わすもの。締めるもの。

『ふちおかみみの おしほゐに あれますみこの ちにむせふ むつきしめして』ホ11

 
「むつく」の名詞化。
「むつく」は「むつ(睦つ)」と同義語「つく(付く)」の合成。
ここでは「A: 合わす・結う・締める」などの意。

類語:「おむつ(御襁褓)」「おしめ(御湿・襁褓)」

 
 

【睦月】
1.(陽陰・男女が)睦む月。和合の月。
始まりの月。
2.「たら(垂り緩む)」月。

むつきそひかは あかためし みきおたまはる はしめなるかな』ホ30
『なそむとし むつきのもちに みことのり われすてにをひ』ホ31
『ふそゐさあとの むつきみか しきひとたてて よつきみこ いまふそひとし』ホ31
『むほをしゑ むつきそゐかに うちのうむ いみなときひこ くしともせ』ホ31
むつきゐか かるまかりおの にいみやこ うつしきさらき そひにたつ』ホ31
『ときあすす ふもよそみとし つみゑはる むつきつうゑは こかきしゑ』ホ31
『むそやとし むつきそよかに おしひとお わかみやとなす』ホ31
『なそむとし はるむつきゐか ねこひこの としふそむたつ よつきみこ』ホ31
『みよももふとし むつきこか きみまかるとし ももみそな』ホ31
『ときあすす ゐもよほむつき そよかきみ あまつひつきお』ホ32
『ふそふとし むつきそふかに よつきなる ふとひひのみこ ことしそむ』ホ32
『そみむつきゐか きさきまた うむみまつひめ』ホ32
『ふそやとし むつきのゐかに よつきたつ ゐそにゑのみこ ことしそこ』ホ32
『ときあすす むもふそひとし きなゑはる むつきねしゑは そみきしゑ』ホ33
『よそむつき すえやかこうむ いかつるの いむなちよきね』ホ34
『ときあすす むもやそことし ねやゑはる むつきつあとは をみゑみこ』ホ35
むつきなあさは ななくさの みそにゐくらや』ホ38
『こそよりつつき あめはれて むつきすえやか みゆきふり』ホ39

 
むつ(睦つ・結つ)」+「つき(月)」の合成。
「むつ」はここでは「A: 合う・結ぶ・現る」などの意。

ほ16文に『三十日には三十 三十一・二・三 三日 垂り緩 "タラ" とて 母の慎しみ』とあり、
これが「むつき」の語源らしいが意味はよくわからない。

  

10/06/20

  

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