めか  メカ  meka

  

【(陰香)・茗荷】
陰の香。みょうが。

『くはきうの をのほおいとふ はしかみの をかめかふすへ ひしかんと』ホ8
『はしかみと めかおいふせは みたるるお さらにたたかひ おひつめて』ホ8
『たまふわかひめ むつにひく かたふきかなて めかはひれホ9

 
め(陰)」+「か(香)
対となるような物の一方を「め(陰・女)」他方を「を(陽・男)」と言い表す。 ⇔ をか(陽香)

 
 

【(別・空・隔)】
隔たり。空白。遠のくさま。久しいさま。

『すにぬうは そろまなみつの たままつり めかにうすらく かたちぬうなり』フすぬう

 
めく(分く・罷く)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・退く・空く」などの意。

変態:「あき(空き)」「わけ(別け)」「おき(沖)

 
 

【(恵・冥加)】
回すこと。巡らすこと。分配。分け与え。恵み。

『しのおれは めくみあらわし かのおれは めかおつくして あのくたらなり』フしおれ

 
めく(巡く・恵く)」の名詞化。
ここでは「C: 回す・巡らす・配る」などの意。

類語:「めくみ(恵み)」「めくり(恵り)」「ほとこし(施し)」「ふゆ(振ゆ)

  

10/09/14

  

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