ヤクモウチ

→ 語義
  

八雲打ち (穢隈討ち)。
根の国マスヒト(ヤマタノオロチ) の根絶を祝って、アマテルが桑で創った六弦琴 (ムユツコト)。 
琴の胴をオロチに見立て、このオロチにカダ・フキ・カナデ・メガ・ハ・ヒレ(ハタレを破った手段)の6弦を掛ける。
  

参考:
【八雲琴】やくもごと −広辞苑より−
一八二○年(文政三)、伊予の中山琴主が創案した、二弦琴(にげんきん)の一種。また、その音楽。出雲大社に献奏し、初め出雲琴と称した。胴の全長が約三尺六寸(約一○九センチメートル)の竹(のち杉または桐)を用い、普通、琴台にのせて弾ずる。同じ頃、備後の葛原勾当が同様の二弦琴を創案、竹琴と称したが、のち琴主に入門し、合流した。

【八雲の道】やくものみち −広辞苑より−
和歌の道。歌道。

【八雲御抄】やくもみしょう −広辞苑より−
歌学書。六巻。順徳院撰。鎌倉初期の成立。正義・作法・枝葉・言語・名所・用意の六部に分れ、古来の歌学・歌論を集大成したもの。八雲抄。
  

『六筋の琴は 酔ひ眠る 愚霊に六つの 弓かけて 八雲打ちとぞ 名付くなり』9文
葛・蕗・奏 茗荷・飯・領巾 これも手立の 名にし負ふ』9文

『この歌を に捧げて 八雲打ち 琴の奏を 授りて 歌に合せる イナタ姫 ついに貴妙 現れて 八重垣大人の 別歌ぞ』9文
アマクニタマの オクラ姫 これも捧げて 仕えしむ シタテル姫は 二青侍 召して楽しむ 八雲打ち9文
『後にワカ姫 ひたる時 八雲ヰススキ カダカキを 譲る 琴の音[言の根] タカ姫を タカテルとなし』9文
ワカ歌の クモクシ文は オクラ姫 授けて名をも シタテルと なしてワカ国 タマツ州 年稔神と 称えます』9文

  

  

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