【(山後)・山背】<地名>
(アワ海から見た)比叡山のうしろ。山背の国。
『なかはやましろ はなやまの おとはひかしの あすかのへ』ホ8 『にしのみやより やましろに いたりてとえと ひめはいま おりてのほらす』ホ26 『おしくもは よそやもにいり やましろの おしほにおさむ ひかしむき』ホ28 『これひめかみの まかるとき きはやましろに いますゆえ』ホ28 『こほのなつ あめよそかふり やましろた あわうみあふれ さもみもち』ホ32 『なつくそれより やましろも つくしなおりも いつもにも いせはなやまも』ホ32 『ゆくやましろの ならさかに おとめかうたに』ホ34 『やましろと つまはおおさか みちわけて ともにおそふお みことのり』ホ34 『やましろの わにたけすきに いんへすえ つはものひきて いくさたて』ホ34 |
『みそみとし みわのたたねこ やましろか たちにいたれは さらすとふ』ホ37 『ふかかあひ みてくらおさむ みをやかみ やましろふちか みあえなす』ホ37 |
【(山代)・山城】
平城山(ならやま)の領域。 =ならさか(平境)
「やま(山)」+「しろ(代・城)」
「やま(山)」は「ならやま(平山・平城山・奈良山)」の略。
「しろ(代・城)」は「区画・領域」を表す。
【(山繁)】
山が繁るさま。山が木で籠るさま。
『またたなひくは あおかきの やまもこもれる やましろは いのちのまそよ』ホ38 |
10/01/22
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