かみとなる  カミトナル  kamitonaru
かみなる  カミナル  kaminaru

  

【神と成る】
1.本来の存在に戻る。霊になる。魂と魄にほどける。成仏する。

『よろものきれと たまかえし みたれをとけは かみとなる ここちかすかと』ホ8
『たまのをも とけてむねかみ みなもとへ たましゐわけて かみとなるホ13
『ひめはあさまに いなむつき たかちねにいり かみとなるホ26
『かねてあうひの いつのかみ たかちほのねの かみとなるホ26
『あまきみと きさきもろとも しのみやに おりゐてここに かみとなる
ホ27

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2.高次の存在となる。

『いせおゑは ひといきさとる みつしれは たつきみことく かみとなるホ26

 
かみ(神)」 と 「なる(成る)
「かみ」はここでは「高次の存在・本質・霊・魂魄」などの意。

類語1:「かみあかる(神上がる)」「かみさる(神更る)」「かみゆく(神往く)」「あめにかえる(天に還る)」「あにかえる(天に還る)」「あにあかる(天に上る)」「もとにかえる(元に還る)かみあかり(神上がり)」「みゆき(神逝)

  

15/01/31

   

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