はらむ  ハラム  haramu

  

【(腹編む)・孕む】
(内に) 合わす・収める・含む。

『みとのまくはひ なしてこお はらみてうめる なはひるこ』ホ3
『うたひはらめと つきみてす ゑなやふれうむ ひよるこの あわとなかるる』ホ3
『かくましわりて はらめとも とつきにうます』ホ4
『あやまりて けかるるときに はらむこは かならすあるる』ホ7
『あめのみちもて たみやすく みやならぬまに いなたひめ はらめはうたに』ホ9

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はる(和る・貼る)」と同義語「あむ(編む)」の合成。
ここでは「A: 合わす・交える・収める・含む」などの意。
また「はら(腹)」+「あむ(編む)」の合成。
「はら」はここでは「内・中・奥」などの意。

 
 

【(栄む・晴む)・腫らむ・脹らむ】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・拡大する・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

『ふのはらの みやはたからお はらませて したうほつまの たみそうみける』フふはら
『へのはらは はたまさゆりに なつらえて つきこもわさも はらむなりけり』フへはら

 
はる(栄る・脹る)」と同義語「あむ(上む)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「はやむ(早む)」「はやる(流行る)」「わらふ(笑う)
派生語:「はらみ(晴み)

  

10/02/24

  

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