ゆたか  ユタカ  yutaka

  

【豊か】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『みよもゆたかに をさまりて やよろとしへて ふそふすす ゐもゐゑはつに』ホ6
『みつからまつり きこしめす あまねくたみも ゆたかなり』ホ6
『ををんかみ あめかしたてる くしひるに たみもゆたかに』ホ8
『にかなのみけに なからえて たみゆたかにと くにをさむ』ホ15
『つみひときりて たかやせは みつほのなりて たみゆたかホ23
『くにのなも しはかみほつま あまねくに うつりたのしむ よよゆたかホ24
『なおゆたかにて そよろとし みつほのほれは たみやすく』ホ24
『ととせになりて みねこもる たみつもたえす くにゆたかホ25
『たかたひらきて かえります ゆたかなるとし みよろへる』ホ25
『としとしに みのりもふえて くにゆたか ことしうえつけ てれとよし』ホ25
ゆたかにこえて たみやすく ここにもむよろ としおへて』ホ25
『はらみやに ももゑあかたの もののへと ゆたかにをさむ』ホ27
『ふたかみは つねにたたすの とのにゐて あまねくをさむ たみゆたかホ27
『さくすすなれは うえつきて なすすおよへと なおゆたかホ27
『わかみやの ときによそよろ よのまつり またみそゐよろ ゆたかなり』ホ28
『ゑやみむけいえ そろみのり たみゆたかなり』ホ33
『くにひろく よもみものりの つちこえて たみゆたかなり』ホ34
『かれそろあつく たみゆたか いまわかよにも おこたらす かみまつらんと』ホ36
『たけのみやこに そろいのり あめかせのふし ほとよくて ゆたかになれと』ホ36
『ちきのうち そくはうちみや うちかろく やたみゆたかに』ホ36
『かえりもふての ほつみおも みつからまつり たまふゆえ くにゆたかなり』ホ37
『すのはらの まつりゆたかに ことふけは はらとうるわう たみそいたけり』フすはら

 
「ゆたく」の名詞化。
「ゆたく」は「ゆつ
(斎つ・茹つ)」と同義語「たく(焚く・長く)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟成する・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「あたこ(愛宕)」「いたか(威高・居高)」「おたけ(お建・お猛)

  

10/03/24

  

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