とほる  トホル  tohoru
とおる  トオル  tooru

 

【通る・(透る)】【点る・灯る・徹る】
C: 行き来する。回る。巡る。行き渡る。届く。
D: 正の方向に離れる。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・過ぎる」

『きこしめさるる あさまつり あまねくとほり あまてらす』ホ序
『あわなきは ねのしらやまと ちたるまて のりもとほれは』ホ2
『そのみなお うほひるきとそ たたえます くにうるはしく てりとほるホ3
『かみのり とほりてそ あめのみをやの まなこより もるるひつきと』ホ4
『みこのひかりの てりとほり やもにこかねの はなさけは』ホ4
『ゐみなとは しむにとほれは まことなるかな』ホ4
『みそきにたみの ととのいて いやまととほるホ5
『まとみちの とほらぬまえの あしひきの まくらことはは うたのたね』ホ5
『よくものしるは かんとほり ことなふたもつ くしひるそ』ホ8
『なもなくて あめおなくやと わかひこか ははやおいれは むねとほりホ10
『かみのをしゑの いもをせの みちのおおむね とほるこれなり』ホ13
あめつちも うちともすかに とほるとき やもよろみちの みことひこ』ホ14
『さつさはらをひ ゐわたなす なかくたとほるホ14
『みなつきかわき ほそのをえ ちしるとほれは みおひたす』ホ14
『やまにうつほの とほりなる あらかねのあわ すすなまり』ホ15
『みやひより むねにとほれは あやしなく みおをさむれと』ホ17
『しとみはとみの とのをしゑ とほるおみるそ』ホ21
あめつちも うちともきよく とほるとき みちもののへら』ホ23
『ちゐもむら とのみちとほり おおとしの みつほゑるなり』ホ23
『ときほこふらは すみやかに とほらんものと つるきなす』ホ23
『われさきに はなおかさして かけとほる これゑなのあや いみななす』ホ24
『たちぬひの みちをしゆれは やもとほり こゑくにのかみ』ホ24
『ことはもくわし すきとほる たまのすかたの かかやけは』ホ27
『そのかんかせの いせのくに とほりたつとむ かんかせお』ホ28
『あまみこか あめにかえれは みそみおふ まめもみさほも とほるあめかな』ホ31
『ついにほつまの まつりこと あめにとほれは ことことく』ホ39
『とのなめは はにみつうるふ さつきなか ひかりとほれは』ミ7
『とはさにゐます めやわかみ みつのひかりの はにとほりミ9
『をてれせゑつる たたことの うたにみちひき うむくにの またくとほれは』ミ10
『くしたえとおる ひのくらい ひるめとともに あまてらす』ミ逸
『いかつちか ととろきとほる いさおしお』ミ逸
『いのなわの ふみもとほれは いもをせも なかにたのみの いなわひくらん』フいなわ
『ふのなわの まつりとほれは いもをせも なかにみちひく ふなわなりけり』フふなわ

 
とふ(回ふ/達ふ)」と同義語「ほる(往る/秀る)」の合成。
ここでは「C: 行き来する・回る」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・過ぎる」などの意。

変態:「とふる(通る)」「ともる(点る・灯る)」「たつふる(立振る)
類語:「ととく(届く)
派生語:「いきとほる(憤る)

 

10/02/15

 

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