たね  タネ  tane

  

【種・胤】
1.添える物。植える物。具える物。具。素材。物実

たねはたね うむすきさかめ まめすめらの そろはもはめそ むしもみなしむ』ホ1
『はたれやふるの ましないの たねおもとめて さつけます』ホ8

『もとあけの よそこのたねの なかみくら』ホ14
こたねうること さたまると ちたひうやまふ のとことそこれ』
ホ14
『うけもちの かみかうけなお あにこゑは ひようるたねお わにくたす』ホ15

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2.続き。連なり。後継。系統。血統。末裔。 =つるき(連ぎ)

『こおもてよ もしつまうます たねたえは めかけめおきて たねなせよ』ホ13
『ここなひつきの みたねゆえ くえはめのたま あきらかに』ホ15
『しかしまた つよきよはきも たねにより けいろにわかつ よしあしも』ホ192
あたたねならは はなしほめ まさたねならは うむときに さけとちかひて』ホ24
『いまよりあらは つみひとそ わかこもひとは あめのたねホ32

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たぬ(段ぬ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・添える・具える・継ぐ・連なる」などの意。

変態:「たな(種・棚)」「つね(常)」「なえ(苗)
類語:「そなゑ(具え)」「はつこ(裔)」「ゑた(枝)」「えな(枝)

『ひうるにはゆる うるのそは うるたのそなゑ よるなみに はゆるなろなは はたのたねホ15

  

10/06/19

  

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