むすふ  ムスフ  musufu

  

【結ぶ】
A: 合う/合わす。つなぐ。収(治)める。支配する。形成する。生む。固める。

『おもえらく はしかけなくて むすふやは 』ホ1
『はやたまのをか わたしても とけぬおもむき ときむすふ ことさかのをそ』ホ2
『ゐよのうた ことおむすはす ことあけも めはさきたてす』ホ3
したてるひめと あちひこと いせおむすひて もろともに』ホ6
『ゐちちかゑらむ たまかえし ここすとのねお むすふふみ』ホ8
『あめのおととと あらはれて ちきりおむすふ いなたひめ』ホ9
『このうたは のちのゑにしの あふうすの かもいとむすふ ひなふりはこれ』ホ10
めをおむすひて ひとこころ よにかえるとき すくなれは』ホ13
『みはしらお よつきみくらに みてむすひ あめのみをやお まねきこふ』ホ14
『ここりのいもと むすはせて やまのみちのく さつけます』ホ15
『あめよりさつく たまとしゐ むすふゐのちの たまなかこホ17
『あめみをや あておむすひて ふくうつほ きわなくめくり』ホ18
『うゐとうぬ あうぬむすひて あまつくり』ホ18
『うぬあましりて うはむすひ うひおくにたま』ホ18
『かてむすひ むねほゑらみて ひとまろめ あかみやにすゑ』ホ18
『してむすひ みなもとゑらみ つきのわと しらみやにすゑ』ホ18
『のてむすひ のかせにかわく くこはにに ひつめのあとは のらとみち』ホ18
『むてむすひ むろやつくりて たみおうむ のちやてむすひ やしろなる』ホ21
『かしきのゆふの みてくらに ひみつおむすふ おきつひこ』ホ22
『ささくるすえも きよらかに むすふひみつの きよはらひ』ホ22
『もとせより またよろにます これすすお むすふかみなり』ホ23
『きみやつかれか もとひこに むすふしつくの みなもとお』ホ39
『ひとうまるとき かみともの たましいむすひ たまのをと』ミ6
『もとつねの あむとやわしの つくはねお むすひまします あめみをや』ミ10
『みたもひおうむ あねとなり つきうむつちお むすふくさ うあのわおうむ』ミ10
むすふてに あさことうたふ ゐくとせか いまたかかさす このおして』ミ10
『やかみはひとの たまのをお ふくみふらせて なからゑお むすひやわせは』フ序

 
むす(
群す)」と同義語「すふ(統ぶ)」の合成。
ここでは
「A: 合う/合わす・収(治)める・現す」などの意。

変態:「まつむ(集む)」「まとむ(纏む)」「まとふ(纏う)」「まつる(纏る・政る)」「ましる(交じる)むつむ(睦む)」「ゆすふ(結ふ)」
派生語:「むすび(結び・産霊)

 
 

【(蒸すぶ・鬱すぶ)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

むす(蒸す)」と同義語「すふ(騒ふ・聳ふ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。

変態:「ふすふ(燻ぶ)」「むせふ(咽ぶ)

  

10/09/08

  

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