蔓。葛。
太刀の柄に巻く蔓状のもの。柄巻きの葛。
【葛】ツヅラ −広辞苑より−
ツヅラフジなど、野生の蔓植物の総称。
★『Wikipedia
日本刀』柄(つか) は茎(なかご)
を包みこみ、使用者の握りを確かなものにするために重要な役割を持つ部分である。多くは木製で、その上に鮫皮を張り柄巻きと呼ばれる帯状の細い紐を巻く。
『世に歌ふ歌 "八雲たつ 出雲タケルが 佩ける太刀 葛 多巻き あわれ錆無し"』34文
津頬。
景行のクマソ討伐の帰り、高来県から玉杵名村に船を渡し、ここに網を張るツヅラという地蜘蛛の頭を退治する。
『高来県の 船渡し 玉杵名村の 地蜘蛛の ツヅラを殺し』38文
葛折。
(葛の蔓のように)連続して折り曲がるさま。 幾重にも折り重なるさま。
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