周玖那彌。少名御神。
イノクチの山陰を治める守。
モモヒナキ・モモヒナミに初めて酒を献上し、これによりササナミの尊名を賜る。
★酒壽(サカホガイ)祝詞の中に周玖那彌伽未(スクナミカミ)
として出てくる。
★古事記では少名御神(スクナミカミ) とある。
★『書記 巻九 神功皇后』「此の御酒は 吾が御酒ならず 神酒の司 常世に坐す いはたたす 少御神の豊寿き 寿き廻ほし 神寿し 寿き狂ほし 奉り来し御酒そ あさず飲せ ささ」
★スクナミをスクナヒコナと勘違いして、スクナヒコナが酒の神だという説もある。
滋賀県蒲生郡安土町常楽寺、沙沙貴
(ササキ) 神社
『ササケはトコヨ ヰノクチの スクナミ守の 竹株に 雀が籾を 入るを見て 酒
造り初め 進めけり』2文
『この酒は トコヨ イノクチ 山陰の スクナミ守の 竹株に 鳥のついばむ これを見て 初めて造り 故
笹笥』ミ2文
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