ナツメ

→ 語義
  

夏之売神。
不詳。

アマテルが生まれた時、アカヒコが桑に糸を引き、ナツメがこれを織って産着に仕立てる。  アシツ姫が三つ子を産んだときもナツメの守が産着をなす。ムメヒトタマネ姫クニテルタケテルを生んだときも。
  

★『古事記』夏之売(ナツノメノ)神。夏高津日(ナツタカツヒ)神。オホトシ神の系譜において、ハヤマト神とオホゲツヒメ神との間に生まれた八神の一柱。
  

『出づる若日の 輝きて シラヤマ姫は 産湯成す アカヒコ に 引く糸を ナツメが織りて 生絹の 御衣奉る』4文
ナツメの守が 産着なす 母の乳を以て 養します 子養すの守ぞ』24文
タマネ姫 クニテル宮と タケテルと 生めばナツメが 産着成す』27文

  

  

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