ムツカリ

→ 語義
  

磐鹿六雁(いわかむつかり)。 
オホヒコ
の孫のイワカ。 
ウムキ
を取って膾にして景行天皇に献上し、膳伴部の名を賜る。
膳氏の祖。
   

栃木県小山市大字高椅、高椅 (タカハシ) 神社
千葉県安房郡千倉町南朝夷、高家 (タカベ) 神社
  

★磐鹿六雁(ムツカリ)命は、崇神天皇の御代、各地に派遣された四道将軍の一人である大彦命の御孫に当られる御方で、景行天皇が、御皇子日本武尊の御東征の戦跡を御巡視なされた際、膳臣としてお供をなされ当地まで来られたが、老令のためお許しを得てこの地にとどまり、以後代代豪族としてこの地方を支配した。天武天皇の十二年、朝廷より高橋朝臣の姓を賜わり代々高橋朝臣を襲名した。「高椅」の地名も高橋朝臣よりとったという。 
★【酢憤】スムツカリ −広辞苑より−
古くは、おろし大根に炒大豆を加え、酢醤油をかけた郷土料理の一種。今では、栃木県地方などに「しもつかれ」の名で遺され、塩鮭の頭・大根・人参・酒粕などを加えて煮た料理。初午(はつうま)の嘉例に道祖神に捧げ、また自家の食用とする。すみつかり。
  

ムツカリが 蒲襷して 獲る海蛤 膾になして 進むれば 膳伴部と 名を賜ふ オホヒコの孫 イワカなり』40文

  

  

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