イフキジンジャ(1)

 
伊夫伎神社
滋賀県米原市伊吹603。 
祭神:伊富岐大神素盞嗚尊、多多美比古命
  

帝王編年記(養老七年)には、多多美比古命は霜速比古命の子で、夷服の岳の神と言うとある。
多多美比古命は鍛冶神だという。

  

  

イフキジンジャ(2)

 
伊富岐神社 (美濃の二宮)
岐阜県不破郡垂井町岩手字伊吹1484-1。 
祭神:伊福貴大明神、多々美比古命
境内社:天香語山命天村雲命、天忍人命、天戸目命、建斗米命、建田背命、建諸隅命、倭得玉彦命、若都保命
  

『帝王編年記』養老七年「古老伝曰 ... 霜速比古命之男、多々美比古命、是曰謂 夷服岳神 也。」
  

★『日本書紀』景行天皇四十年の条に「日本武尊は近江の五十葺山に、あらぶる神のあることを聞いて、剣を外して宮簀媛の家におき、徒歩でいかれた。胆吹山にいくと、山の神は大蛇となって道を塞いだ。」とあり、『平家物語』に「八岐大蛇、天降り..毒蛇となりて不破関の大路を伏塞ぎたり。..さる程に八岐の大蛇伊吹大明神は日本武尊に跳り越えられ」とあり、伊吹の神を八岐大蛇の変化と見なされていた。

  

  

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