冬至る日。
冬至。 冬至は一陽来復ともいう。陰が極まって陽が帰ってくる日。
この日にニイナメ・オオナメを祝う。
■太陰暦は立春を一年の始まりとするが、太陽暦では冬至を含む日
(太陰暦の11月)
を一年の始まりとしていたものと思われる。現在の太陽暦での冬至は12月22日近辺だが、元日は、ほぼ冬至といって良いだろう。日本は太古から太陽暦と太陰暦を併用していたと思われる。おそらく日本だけでなく世界中そうだったと思う。月の満ち欠けを基礎とした太陰暦では、たとえ閏月を挿入したとしても3年で15日の季節とのずれが生じ、農業などには支障をきたすからだ。(英語で11月を
"November" というが、"Nov"
はラテン語で、英語の "New" と同じ。) したがってホツマでいう『暦』とは太陽暦と太陰暦とを整合させるためのものだったと推測している。
【冬至】トウジ −広辞苑より−
二十四節気の一。太陽の黄経が270度に達する時で、北半球では、正午における太陽の高度は一年中で最も低く、また、昼が最も短い。太陽暦では、一二月二二日頃。日南至。
【一陽来復】イチヨウライフク −広辞苑より−
1.陰がきわまって陽がかえってくること。陰暦一一月または冬至の称。
2.冬が去り春が来ること。
3.悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること。
『君 受けて 使
去る時に 御言宣 "冬至る日に 大祭"』27文
『垂の尽る(冬の至り)の 一陽は十一月に 巡り来て 充つの願ひの 春や来ぬらん』フ110
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