ハホナ・ハオナ

→ 語義
  

(栄菜)。
アマテル
は月に三回だけ食事をするが、そのときに食べるのがこのハホ菜。 
千齢三草の一つで、食すと千年寿命が延びるという。 
ものすごく苦いので民は食わない。若菜も苦いがその百倍も苦いという。 
根は人体に似て、葉は嫁菜のようで、花は八重顔に似る。 
ハラミ」の「ハ」はこの菜の名に由来する。
  

『食重なれば 齢なし 故に御神 月に三食 苦きハホ菜や』1文
ハオ菜を食めば 千齢を熟る 若菜も同じ 苦けれど ハオ菜は百々の 増し苦く 千齢を延ぶれど 民 食わず』24文
『根は人の態 葉は嫁菜 花 八重顔よ』24文
『百草あれど の三 殊優る故 三草褒め ハラミ山なり』24文
『否とよ は 民のため 苦きを食みて 百七十三万 二千五百年を 永らえて 陽陰の楽しみ 覚ゆれば』28文
天尊の 桑に周らす ハ・ラの菜の  苦きに形 頑く成し 百万寿を 守るべらなり』ミ4文

  

  

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