【武甕槌命・健御雷神】＜人名＞
雷に勝る者。
| 『すすみてる たけみかつちか そむたけの よろにすくるる ちからにも』ホ8 『ふつぬしそゑて みかつちも いさおしあわせ うたしむる』ホ8 『たけみかつちに ふとまかり たまえはいそき かなてんと たかのにいたる』ホ8 『ゐつなみち よろのけものに はけかかる みかつちゆけは』ホ8 『ここすとのみち ををんかみ つはものぬしと ふつぬしと たけみかつちに』ホ8 『たけみかつちは なるかみに たけものぬしの かふつちと』ホ8 『たけみかつちか すすみいて あにたたひとり ふつぬしか』ホ10 『たかきいさみの みかつちや ふつぬしそえて かしまたち』ホ10 『とるてもいわの みかつちか とらへてなくる あしかひの』ホ10 『またみかつちは かしまたち いつおあらはす もののへの』ホ10 『ふつぬしと みかつちつねに はんへりて まつりこともれ』ホ11 『ときにみかつち いふかしく いきすひたちと なすおひの』ホ16 『みかつちも よろこひけふの ぬのおらん いわくはふたゑ あらざるか』ホ16 『みかつちは なおはちすすむ こもりみて つるきおおかみ いたたけは』ホ16 『みかつちえみて くらなして』ホ16 『いかつちひしく いさおしお たけみかつちと なつくこれかな』ホ191 『たけみかつちに みことのり くにさやけれは なんちゆけ』ホ29 『みかつちの ふつのみたまお くらにおく これたてまつれ あひあひと』ホ29 『みかつちの なりわたるなの ゆみとりの もののへかみの かなめいし』ミ逸 |
「たけ(長)」＋「みかつち(雷)」
「たけ」は「たく(長く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「勝る・過ぎる・超える」などの意。
10/03/26
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