たかちほ  タカチホ  takatiho

  

【(高頂)・高千穂】
高み。頂き。至り。 =ゐつ(至・逸・頂)

『きみはつくしの たかちほそ われはいせのさ なかたかわ』ホ24
『かめにのりゆく かこしまや そをたかちほの ひにいなむ』ホ26
『かねてあうひの いつのかみ たかちほのねの かみとなる』ホ26
『みをやあまきみ たかちほの みねにのほりて ひのやまの あさひにいなみ』ホ38

 
たか(高)」+「ちほ(千穂・頂)
「たか」は「たく(長く・焚く)」の名詞化。
「ちほ」は「ちふ(繁ふ・幸ふ)」の名詞化。
どちらもここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「たかちね(高千峰)
類語:「ゐつ(至・逸・頂)」「あさま(上聳・浅間)
関連語:「たかしる(高知る)

  

09/10/23

  

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