【(高ら)・宝】
1.正の方向に離れるさま。 優れるさま。尊きさま。重要・貴重。
2.たからもの(宝物)の略。尊さを形(物体)にしたもの。尊さの物実。
『あまてるかみの みかかみお たしてみくさの みたからお』ホ序 『ををんたからの ゐもやすく やすくにみやと たたゑます』ホ序 『そろにみのりて ぬはたまの よのかておうる おんたから』ホ1 『たねふくろ つちはつちかふ をんたから うゑたすかても くらにみつ』ホ9 『あわなりひめと とよりひめ すへみそむかみ こたからそこれ』ホ10 |
「たかる(高る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「たかみ(高み)」「ちから(力)」「たきり(滾り)」「しけり(繁り・茂り)」「さかり(盛り)」
【(集ら)・財・材】
寄せ集め。寄せ集めて何かを造るもの。材。
『あわなりひめと とよりひめ すへみそむかみ こたからそこれ』ホ10 『めくみおしらは こたからの むねうつはりと なることく』ホ17 |
●富を生む材料。資本。
『はたれまの たからあつめて すゑきゆる これすすくらそ』ホ13 『ときにかるきみ すすみいふ なんそとかむや わかたから ひとたたゆるそ』ホ13 『そのわさに うめるたからお たたこひて くらふいぬこそ あのつみよ』ホ13 『たからあつめて くらにみつ ちりやあくたの ことくなり』ホ13 |
「たかる(集る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・寄す・付く・使う」などの意。
変態:「たかり(集り)」
10/06/23
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