【猿治】
猿の治め。獣の統率。
『たちからを みそむつきます さるたひこ そむとしおれと これはまれ』ホ16 『さわりなかれと もてあそふ さるたのかみの なにしあふ』ホ40 |
●サルタヒコの略称。
『さるたして たけのいわくら おしはなち いつのちわきの よろいさき』ホ24 『さるたおほめて みおのかみ このむうすめお たまわりて そのなあらわす』ホ24 『さるたはみちの ういおとふ こやねこたえて きつのなお』ミ1 『さるたとふ むねとみなもと きつたらも こやねこたえて』ミ1 『さるたより もものつかさも ひのてえるかな』ミ4 『いのおれお さるたかとりて かくらしし よこまおはらす よよのかんかせ』フいおれ |
関連語:「さるへ(猿部)」「かくらしし(神楽獅子)」「ししまひ(獅子舞)」
【更る田】
田を甦らすこと。田の穢れを一新すること。
『ものこけの むしはなかみの ふくろとり さなゑまつりに さるたなすかみ』フもこけ |
類語:「はさら(地更)」
【(障る饒・障る多)】
過剰を制すること。
『をのなわの ゆうはさるたの つつまやか とりゐにほとお かくるかさなわ』フをなわ |
「さる(障る)」+「た(足・達・富・多・饒)」
10/09/17
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